第20回日本医療情報学会中国四国支部セミナー

担当事務局：広島大学病院医療情報部

御礼

このたびは、8月5日にビューポート呉で開催の表記セミナーにご参加いただきまして誠にありがとうございました。

当日は会場空調の不調により特にセミナー後半から終盤にかけて会場の住環境が悪化して、ご参加の皆様に不快な思いをさせてしいまいましたこと深くお詫び申し上げます。

また当方の進行の不手際により議論に充分な時間を割けない場面も多くございましたが、 昨年から実施しましたアンケート及び当日の会場でのリアルタイムアンケートの結果を含めた内容が、 少しでも中国四国各地の　医療情報技師の皆様の今後の活動のヒントになれば幸いです。

2017年8月8日
担当校　広島大学病院医療情報部
津久間秀彦

セミナー概要

日時：　
2017年8月5日（土）　13:30から17:00
※9:00からの第2回中国医療情報技師会受付と同時に受け付け可能です。
※午後から本セミナーのみ参加される方の受付は13:00からです。
場所：　
呉海員会館（ビュー・ポートくれ）3階 大ホール （広島県呉市中通1-1-2）
定員：
150名（申込者数が定員になり次第、募集を締め切らせていただきます。）
テーマ：
現場で活躍できる医療情報技師を目指すための、中国四国地区の地域医療情報技師会の今後の活動の方向性を探る
参加費：
無料　（※午前中の第2回中国医療情報技師会は有料です。）
研修ポイント：
医療情報技師4ポイント（17-050）
申込方法：
第2回中国医療情報技師会研修会のページ「参加申し込み」のところのリンクからお申込みください。
※事前申込は、定員に達したため、締め切りました事前申込締切は、7月30日21:00です。
　多数のお申し込み、ありがとうございました。(7/12)

セミナー趣旨

　2003年の開始以来今年で15年目を迎える医療情報技師の活動では、2010年前後から地域をカバーする医療情報技師の団体（以下、地域医療情報技師会）が順次立ち上がり、全国各地で医療情報技師による主体的な活動が行われるようになっているのは周知の通りである。中国地方でも、概ね県域を活動範囲とした複数の団体が2012年頃から順次立ち上がり、それらが活動母体となった連携組織「中国医療情報技師会」が2016年に設立された。四国地方でも組織の立ち上げに向けた準備が進められている。

　上記の経緯を踏まえて、昨年度に中国地方で開催された医療情報技師や診療情報管理士向けの5つの研修会・勉強会に参加した医療情報技師を対象に、認定資格への期待などに関するアンケート「医療情報技師資格の現状に関する調査」を実施した。その中で、更新ポイントの取得方法について「居住地近郊の医療情報技向けの研修会・勉強会」を挙げる人が圧倒的に多かった。つまり中国地区での医療情報技師の研鑽活動で、地域医療情報技師会の活動が重要な位置を占めているのは明らかである。その一方で、最近認定資格を取得した“医療情報技師の初心者”ほど、また企業関係者よりも医療機関関係者の方が、認定資格の意義や更新意欲に迷いがある人が多い傾向が見られた。また、認定資格の組織での認知度は「所属部署内に留まる」との回答が多かった。

　そこで本セミナーでは、アンケート調査の結果を基にして、「認定資格に対してどのような期待があるのか？」「各職場で医療情報技師の存在感を示すには何が必要か？そのために地域医療情報技師会でどのような活動を行なえば良いのか？」等について、会場との対話を軸とした参加型の討論を通じて、中国四国各地区の地域医療情報技師会の今後の活動の方向性を探る。

スケジュール／プログラム

13:30-13:35
はじめに

第一部　中国地区の医療情報技師の認定資格に対する意識の現状

13:35-14:25
アンケート「医療情報技師資格の現状に関する調査」の結果紹介
津久間 秀彦 （広島大学病院医療情報部）
14:25-14:40
医療情報技師認定制度の理念とその後の歩み
向井 まさみ 先生
（医療情報技師育成部会研修企画委員長、ＱＳＴ放射線医学総合 研究所・医療情報室）
　
（休憩15分）

第二部　討論

14:55-15:55
(1)医療情報技師を取得する／保持する意義とは？
(2)地域医療情報技師会の活動に参加者が期待すること
　
（休憩15分）
16:10-16:40
(3)「現場で活躍できる医療情報技師」に向けた研鑽の場として
　　地域医療情報技師会ができること／すべきこと
16:40-16:50
まとめ
16:50-17:00
事務連絡

情報交換会

18:00-
会場：ビュー・ポートくれ1F「海軍さんの麦酒館」
会費：4,000円
※第2回中国医療情報技師会研修会と合同で開催します。
※案内はこちら（PDFファイル）
※第2回中国医療情報技師会研修会のページからお申し込みください。