回 |
開催年月日 |
テーマ |
話題提供者 |
45 |
平成20年10月16日 |
人体解剖にまつわる諸問題 |
青山 裕彦先生 |
講演テーマ: 人体解剖にまつわる諸問題
要 旨:
今日の医学教育において,人体解剖学実習はかかせないものであるが,実際に人体を解剖する解剖学はヨーロッパではウェサリウスによって再開された。これは近代科学としての解剖学の再出発ともいえる.時を隔てて,現在,医学を学ぶ学生にとっても同様に,解剖学実習は,医学の基礎的知識を修得するのみならず,「科学」することの実地訓練ともなっている。日本では,近年,解剖体の不足を心配することなく実習ができるようになった。これはひとえに「献体」という無条件・無報酬の行為に負うものである。一方で医療の広がりにより,医師,歯科医師養成教育の他にも人体解剖が求められているが,そこには解決すべき様々な問題がある
|
|
|