医療と倫理を考える会・広島
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第67回例会


開催年月日   テーマ  話題提供者
67 平成25年6月27日 「大丈夫か?このくすり
  ― 薬(やく)の倫理を考える ―」
前田 泰則 先生


 「大丈夫か?このくすり ― 薬(やく)の倫理を考える ―」

広島県薬剤師会    
会長 前田 泰則




 このような貴重な機会を与えていただいた「医療と倫理を考える会・広島」世話人代表の桑原先生に改めて感謝申し上げます。
 
 本日は、「くすり・薬」を通して専門家である薬剤師の倫理について考えてみたいと思います。

 「薬」そのものは物質としての存在があるだけで、倫理があるとは考えにくい訳ですが、それを扱う人間に問われる「倫理観」は大変重要な意味を持つと思います。

 特に専門的に「薬」を取り扱う立場にある「薬剤師」の責任は大変重要になります。

 さてその「薬剤師」という名前は、我が国では明治以前には存在していません。それまでは薬師(くすし・日本の医生的呼称)として存在していましたが、現在の「薬剤師」とは似て非なるものがあります。現在、薬剤師には「薬剤師倫理規定」(日本薬剤師会;昭和43年)が定められております。また、医療法の第1条の4に医師・薬剤師共通の倫理規定があり、日本医師会制定の「医の倫理綱領」があります。「健康な町つくり」地域包括ケア推進に向けて今後の薬剤師の役割についてお話させていただきます。






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