医療と倫理を考える会・広島
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第76回例会


開催年月日   テーマ  話題提供者
76 平成26年12月18日 修復腎移植の医学・医療と倫理について 難波 紘二 先生


 修復腎移植の医学・医療と倫理について

広島大学名誉教授
 難波 紘二


 日本の修復腎移植は2006年「腎臓売買」事件がきっかけで注目された。世界的には腎がんを用いたものも含め、先進国ではすでに医療として公認されている。日本は07年厚労省の「腎移植改訂ガイドライン」以来、医療として禁止している。
 小径腎がんを用いた修復腎移植が医学的に妥当である主な理由3点を述べ、生体腎移植を含めドナーとレシピエントにかかわる倫理的諸問題を論じる。また透析患者31万人、その医療費1.5兆円という医療経済と社会保障の問題にもふれる。




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