ロータリアンとして学んだこと-「医の倫理」との共通点
世羅中央病院企業団 企業長
広島大学名誉教授
国際ロータリー2710地区 ガバナー補佐(2014-2015年度)
神辺 眞之
1)ロータリアンとして学んだこと-「医の倫理」との共通点
現在、54ヶ国、130万人の会員を有する国際ロータリーは、1905年2月23日に弁護士のポール・ハリスが3人の友達とシカゴに初めて創られました。ポール・ハリスの提唱した「寛容」の精神、その後の「超我の奉仕」(Service above myself)こそは、我々、医療人の血肉となっている「医は仁術なり」と共通する精神だと気づきました。
2)「遺伝子検査」と「脳死」の問題
大学病院時代に関与しました、「遺伝子検査に関する倫理規定」と「脳死」の問題についても簡単ですが説明します。
3)アジアオリンピック(広島大会)について
Koopmanがマウスの睾丸を造る遺伝子を証明した” Nature”の論文を参考にして、やはり遺伝子検査で、広島で開催されたアジア大会で、選手の Gender Verification (sex Check) Test(性決定検査)とDoping Test(禁止薬物の検査)をした経験談をします。
世羅中央病院企業団
http://www.serachuo-hp.jp/org/